第90回 日本学生選手権水泳競技大会(インカレ水泳)

シード校紹介

女子シード3位

神奈川大学

神奈川大学水泳部は2005年に強化指定部に認められ、今年で11年目となり歴史を積み上げている段階のチームです。
その中でも、日本学生選手権において種田恵(2008年度卒業)が200m平泳ぎにおいて日本新記録で優勝。同じく、久保木怜(2012年度卒業)が200m背泳ぎ、渡辺耶唯(2014年度卒業)が200mバタフライにおいて優勝するなど、日本トップレベルの実績を残しています。

また、「神大で絶対に強くなりたい」という学生達が集まる事で、「高校時代に無名だった選手が伸びる大学」として、日本選手権に出場したことのない選手が標準記録を突破し、全国大会の決勝進出、表彰台に上がるなど、個々のレベルアップがチームの歴史を作ってきました。

そして、舟橋監督の教えである「アスリートである前に人格者であれ」という言葉の通り、人間性を重視するチームでもあります。競泳が強ければ良いのではなく、社会に出た時に必要なことを学び、人格者とはどうあるべきなのか、代々受け継がれながら新たな人格者の像を追い求めています。

そして、11年目を迎える2015年度は「Revival」というチームスローガンを掲げました。
この言葉には、再生・復活と言った意味が込められています。昨年の強力な4年生が卒業を迎え、絶対的エース不在の中で戦う今年は、個々のレベルアップがチームの結果を大きく左右する為、もう一度、各々のベストタイムを更新するという事から始めました。
また、主将藤田、女子主将山下を中心にチーム目標を達成する為の、学生ミーテイングを繰り返し行い、目標を全員が理解し、一つ一つのレースを全員で一喜一憂できるチームに仕上がりました。

今年の日本学生選手権では一つ一つのレースが、取りこぼすことの出来ない重要な鍵となってきます。
中でも注目して頂きたいのは、最終日最終種目800mフリーリレーです。
3年前に表彰台に上がって以来、あと一歩のところで表彰台を逃しています。このレースはチーム全員が鮮明に覚えており、一年間この悔しさを想い続けたことが大きな力になると信じています。 1年時から同種目を経験している4年赤﨑、山下を筆頭にチーム一丸となって戦う魂のレースをお見せします。

また、私たちが日頃から恵まれた環境で水泳に打ち込めているのは、保護者の方々、OBの方々、学校関係者の方々の協力、応援があってこそだと思っています。会場ではスタンド席の関係者の皆様と、プールサイドの学生の想いを繋ぐタオルも注目して見て頂けたらと思います。

常に挑戦者として戦い、神奈川大学の誇りと責任を持ち、精一杯頑張ります。
ご声援の程、宜しくお願い致します。

神奈川大学体育会水泳部 チーフマネージャー 田島義政